コラム「処変われば品変わる」

くしゃみへの対応
 周りに居る人がくしゃみをしたとき、ドイツでは「Gesundheit!(ゲズントハイトゥ!)」と声を掛けます。ドイツ語のGesundheitはこの場合「お大事に」という意味ですが、元々の意味は健康、健全です。  くしゃみをした人は、声を掛けてくれた人へ向かって「Danke!(ありがとう!)」と返します。...
GKは一番人気!
 ドイツの子供たちの間では、GKは憧れのポジションです。試合当日、チーム内の数人がGKになりたいというわけではなく、全員がなりたいのです。...
自動販売機が見当たらない!
 日本ではもし外出中に喉が乾いたら、自動販売機を探し何かの飲み物を買い求め、立ったまま、あるいは歩きながら飲めばいいですね。公園などを近くで探して、ベンチに腰掛けて一息入れる人も居るでしょう。  ドイツには、この自動販売機がありません。まったく設置されていないのです。信じられるでしょうか?...
踏切って、一旦停止しなくていい?
 ドイツへ行き、日本との違いに驚いた交通ルールの一つに、「踏切の渡り方」があります。ドイツでは踏切が開いているとき(遮断機が上がっていて、警報機が鳴っていなくて、赤いライトも点滅していない)、車はそのまま走行できます。止まらずに。徐行の必要さえありません。踏切のある道路は30 km/hから50...
何を目指してプレーするのか?
 1998年6月にドイツへ行き、その後合計すると16年間ドイツに住み、サッカーを自らプレーし、また主には19歳以下のチームを指導しました。その経験から感じたこと、特に1998年に住み始めてすぐのドイツサッカーの印象は、「ゴールから逆算してプレーしていること」でした。...
レストランでの注文の順番
 ドイツに16年間住んでいた際に、私をいろいろな方たちが訪れてくれました。親、兄弟、親戚、同級生、職場の元同僚、友達、サッカーを通じての知り合いなど。訪問を受けた際には当然、一緒にレストランやカフェに行くことになります。そのときにこのテーマの問題が勃発します。...
パン屋さんと肉屋さんはストレスのもと?弱肉強食がドイツの真の姿?
 日本人がドイツで暮らしたとき、一番面食らうのはパン屋さんと肉屋さんでの買い物ではないでしょうか?その大きな問題は「注文する順番」に原因があります。...
ゆりかごから墓場まで
 ドイツに住んでいた私(店主)の所に、夏休みを利用して38日間、中学生が超短期留学をしたことがありました。そしてそのドイツに居る彼を訪れる親戚の方が来るということで、急きょミュンヘンでの美味しいレストランを探すことになりました。...